初夏の山形、さくらんぼの旅路|蔵王のチーズとバラが彩る買い付け日記
買い付け旅|山形と蔵王を巡る果実と出会いの記録
2025年6月。八幡平に続き、山形と蔵王へ。盛岡から車で片道3時間、往復6時間を超える買い付けの旅に出ました。
その時いちばん良いものを選ぶために
私たちは特定の契約農家を持ちません。なぜなら「その時にいちばん美味しいものを選ぶ」ことを何より大切にしているから。だからこそ、現地へ出向いて直接見て、食べて、確かめる。実は果物の食べ比べができるよう、カッティングボードまで持参しています。
空気の匂いごと持ち帰る
道中、木々がトンネルのように覆う道を抜ける時、思わずエアコンを止めて窓を全開に。夏の草木の匂いと、土の湿り気と、風の冷たさ。それも一緒に覚えておきたい大切な旅の要素です。蔵王酪農センターではバラ園が併設されており、美しいバラが一面に広がっていました。

5種類のさくらんぼ、旬の味を見比べて
今年は不作と聞いていたさくらんぼも、産直には豊富に並び、驚くほどの味わい。とはいえ、例年より高価で迷いながらも、5種類の食べ比べができるようセレクト。ミックスで販売するか、ご購入者さま限定のプレゼントにするかを検討中です。
郷土の味と、旅の一服
旅先では、その土地の料理をいただくようにしています。今回は山形名物「肉そば」を。いつものお店は駐車できず、初めてのお店に並びました。行列ができるだけあって、出汁の風味が抜群でした。

蔵王で出会った、静かなガーデンカフェ
帰り道には、蔵王の森に佇むようなカフェへ。庭で摘んだミントでつくるノンアルコールモヒート。ライムと炭酸が心地よく、疲れがスッと抜けるような味でした。古い扉と緑の風景に囲まれたこのカフェも、旅の中の大切な一頁です。

日本酒「十水」と果実・ナッツ・チーズの余韻
今回の旅では、私が日本酒の中でも特に好きな「十水」を購入しました。このお酒に合わせて、蔵王酪農センターでチーズを選び、ナッツと果実を合わせて…と、ペアリングも試しています。様々な土地を旅して、その土地でのテロワールを感じるプレートを考える、新しいフレーバー作りに活かす。
パソコンの画面で発注することではわからない、その土地その土地の匂いや気配、ネットでは見つけられないような思わぬ食材との出会い、現地に行かなければ得られない土地に根付いた味の記憶を大切にしています。
さいごに
このように、私たちの商品には、ただ美味しいだけでなく「どんな風に出会ったか」「どんな風景の中で生まれたか」までが詰まっています。そんな旅の記録を、これからも少しずつお届けしていきます。






